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くそったれな世の中「1」

[368]  榊幸信  2007-11-26投稿
俺の名前は長谷川沢斗(仮名)。その頃は中学2年だった。
地元じゃ名の売れた中学生だった。
でも毎日が暇で暇でしょうがなかった。
そんな退屈な日々を過ごしていた時の事だった、
担任 「この学校に転校してきた、松本隆次(仮名)君だ。」

隆次 「よろしく…」

オレ(…なんだアイツ、無愛想だな…)

担任 「席は…沢斗。お前の隣!ちょうど空いてたな。」

オレ「おいーっす」

隆次「…」
隆次は俺に眼つけてきた、俺はきれて

オレ「おい、お前、後でつらかせよ。放課後校庭な」

俺は久しぶりに楽しめそうだな♪とワクワクしながら待っていた。
放課後……
校庭にでた俺は、まだか、と隆次を待っていた
隆次「来たけど」

オレ 「俺と怠慢張れよ。負けたら俺の下につけ」

隆次 「………」

オレ「おらぁ!」
隆次にドロップキックをした。隆次は倒れこんだ。
大抵の奴はこの辺で終わるが、
隆次 「良いのくれるじゃねえかよ。」
走って来た隆次は俺に飛びげりをくらわせた
「ドン!」
脳髄がゆれた気がして一瞬意識がとんだ。だがすぐ立ち上がり、
オレ 「コノヤロウ!」
隆次を後ろからつかみ、バックドロップ
隆次は脳天から地面に落ちた。
隆次は震えながらも立ち上がり

隆次 「まだまだ!」

オレと隆次はしばらく殴り合い、隆次の飛び膝げりを顔面にくらい……そのあとの事はよく覚えていない…



気が付いたのは、保健室のベッドだった
横には隆次が眠っていた。
勝ったくせして寝やがって!
そう思いながら、保健室で一服。

隆次が目を覚ました。
隆次 「俺は負けたのか?」

オレ 「てめえ!勝っといてなにいってやがる」

隆次 「てめえが勝ったんだろ?」

オレ、隆次 「はぁ?」

これで二人の喧嘩は幕を閉じた。
だがまた新しい物語の始まりでもあった。

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