DEADorARRIVE
今、これを読んでるあなたへ。こんな事を考えた事ありますか?
『始まったから終わりを覚悟してる…』
彼女が僕の耳元で口にした言葉が、昨日の事の様で……
僕の名前は『ゆう』。
彼女の名前は『愛』。中3の頃、classで一番の仲良しだった女の子。
僕みたいな悪ガキとは全く釣り合わない優等生なのに、いつもふざけあって笑っていた。
時にはケンカをする事も。
まぁ、僕の悪さを見るに見兼ねて説教をする、と言えば伝わりやすいだろう。
僕はそんな愛の事が大好きだった。
夏休みに入ってすぐの事、家の電話が鳴った。
愛からだった。
当時は携帯なんかは無く、もちろんnetやポケベルなんて物も無い不便な時代。
(愛)『中学最後の夏休みじゃん? ねぇねぇ、花火大会一緒に見に行ってくれない?』
思いもよらない彼女からの誘いだった。
(僕)『マ、マジでか!? 行く行く!』
(愛)『………』
(僕)『……何か喋れ』
(愛)『いつもなら俺様は忙しい〜なんて言いそ〜なのになぁ〜と思って☆』
(僕)『お、俺様が行くっつってんだ。。行く…』
(愛)『なんか意識してんだぁ〜(笑)』
(僕)『可愛い浴衣着て来いよガリ勉(笑)』
(愛)『必勝て書いた帯してくから(笑)』
(僕)『お前ぜってぇ〜して来いよ(笑)してこなかったらど〜するよ?』
(愛)『好きにしていいわよ(笑)』
(僕)『……』
(愛)『なんか喋れ(笑)』
なんてふざけた会話が1時間以上は続いただろうか。
花火大会当時、約束の時間に僕はドキドキしながら愛の自宅へと迎えに行った。
そこには救急車が1台停まっていた。
『始まったから終わりを覚悟してる…』
彼女が僕の耳元で口にした言葉が、昨日の事の様で……
僕の名前は『ゆう』。
彼女の名前は『愛』。中3の頃、classで一番の仲良しだった女の子。
僕みたいな悪ガキとは全く釣り合わない優等生なのに、いつもふざけあって笑っていた。
時にはケンカをする事も。
まぁ、僕の悪さを見るに見兼ねて説教をする、と言えば伝わりやすいだろう。
僕はそんな愛の事が大好きだった。
夏休みに入ってすぐの事、家の電話が鳴った。
愛からだった。
当時は携帯なんかは無く、もちろんnetやポケベルなんて物も無い不便な時代。
(愛)『中学最後の夏休みじゃん? ねぇねぇ、花火大会一緒に見に行ってくれない?』
思いもよらない彼女からの誘いだった。
(僕)『マ、マジでか!? 行く行く!』
(愛)『………』
(僕)『……何か喋れ』
(愛)『いつもなら俺様は忙しい〜なんて言いそ〜なのになぁ〜と思って☆』
(僕)『お、俺様が行くっつってんだ。。行く…』
(愛)『なんか意識してんだぁ〜(笑)』
(僕)『可愛い浴衣着て来いよガリ勉(笑)』
(愛)『必勝て書いた帯してくから(笑)』
(僕)『お前ぜってぇ〜して来いよ(笑)してこなかったらど〜するよ?』
(愛)『好きにしていいわよ(笑)』
(僕)『……』
(愛)『なんか喋れ(笑)』
なんてふざけた会話が1時間以上は続いただろうか。
花火大会当時、約束の時間に僕はドキドキしながら愛の自宅へと迎えに行った。
そこには救急車が1台停まっていた。
感想
感想はありません。