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シンデレラの恋[2]

[130]  2007-11-27投稿
時が過ぎ、私もいっぱしの社会人になっていた。
当然というとおかしいかもしれないけど、彼氏も居た。その彼とは一緒に生活していた。先を見据えた付き合いだったけど、両親の反対を受け家出同然の同棲だった。
彼は高校の後輩で美容師見習い、当然私も働いた。家出というより追い出されたと言った方が間違いない。私は、実家のある町とは遠く離れた町に住み、その町のゴルフ倶楽部で働いていた。
ある日上司が大きな大会があるからとミーティングを始めた。プロ野球選手のコンペがあるという。
参加選手の名前を聞いてドキッとした。初恋の彼の名前があったのだ。実を言えば彼はずっと野球を続け、プロになっていたのです。知ってはいたけど、まさかこんな所に来るなんて、また会えるなんて思ってもなかった。とはいえ、彼氏とは仲良しだし、もう今は雲の上の人だし何も期待なんかはしない。普通にその日を迎えた。
到着した選手達に挨拶をする上司、彼への挨拶は一言多かった…
『○○さん、お疲れ様です。うちの□□は○○さんと同じ歳で生まれも一緒なんですよ、もしかしたら知ってたりして』
…こうなったら話してみるか、もう会う事もないなら恥もかき捨てだぁーっ!

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