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#幼き恋#3

[396]  #日色#  2007-11-27投稿


いつものように、

タツヤとメールをしていた。


タツヤが恋の相談をしてきた。

ハッキリ、タツヤの恋愛相談は嫌だ。


でも、可哀想なので乗っている。


タツヤが弱音を吐いた。


《オレ、諦めようかな…無理かもなオレには。》


タツヤにしては、弱々しい文章だった。


《何で、諦めんの?》

と送った。


タツヤの返事は、


《今、電話して良いか?》

不安になった。


タツヤから、電話がきた。


「もしもし。オレだよ?」


タツヤは、弱々しかった。

「ぅん。大丈夫?タツヤ元気無いよ!男だろ!」


私は必死で励ました。

「ありがとう。でも、いいんだ。オレが決めたことだしよ!新しい恋をする!」


タツヤは無理矢理元気になった。


「そっか、タツヤがきめたなら、うちは、何も言わないよ?でも、辛くなったら、いつでも頼って!」


タツヤは、明るい声で


「そうだな!ありがとう。
あっ!ゴメンな夜遅くに…」


「大丈夫!」


「じゃっ!明日な!」


私が切ろうとした瞬間…


「あっ、今日マジありがとう。お前、優しい奴だな。」


タツヤが真面目に言った。


「あっ、イヤイヤ。」


としか返せなかった。


電話を切った。


正直、照れてしまった。


タツヤが明るいと自分も明るくなる。


恋愛って損なもん?




そして、翌日。


学校に向かった。


教室に入ると、

タツヤがこっちに向かって来た。


「昨日は、ありがとうな!」

正直びっくりした。


「大丈夫!頑張ってね」


と言い、私は席を立った。

トイレに向かった。


すると………


「あららら?ヒロまさか…?」

アヤカがニヤニヤしながら、
肩を叩く。


「ちっ違うって、タツヤの相談乗っただけだし。」


強がる自分


「アヤカねぇ〜彼氏出来たんだ。」


アヤカが言った言葉にびっくりした。


「はっ?誰?」


恥ずかしそうに、
「タツヤの部活の先輩!」


タツヤわタツヤわ………


野球部?


はっ?


「マジかよ〜〜〜」


アヤカは嬉しそう。


「おめでとう」


アヤカは凄い。あるいみね…


「ヒロ?いい加減自分の気持ちに正直になれば?」


アヤカが化粧をしながら言った。
アヤカが言うことは正しいんだ。

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