永遠の15分
あの日
あなたは観覧車に乗ろうと言った
ぶっきらぼうなあなたからの意外な誘い
出会ってもう一ヵ月
3回目のデート
まだキスさえもない
その日はとても寒く
空気が刺さるように
透き通っていた
地面が徐々に遠くなり
目の前に無数の光が広がる
はしゃぐあなたを目の前に
私は願っていた―\r
このまま止まってしまえばいいのに‥
そうすれば
私だけのあなたになる‥私だけの‥
そんな事は起こる筈もなく
15分と言う時間は
あっと言う間に過ぎてしまった
「つまんなかったか?」
あなたは尋ねた
「えっ!楽しかったよ!どうして?」
私は慌てて答えた
「なんか、つまんなそうだったから‥」
‥‥‥ごめんなさい
私を喜ばそうとしてくれたのに‥
でもホントの事は言えなかった
あなたを苦しめるだけだから
あなたに出会って
私はどんどん贅沢になる
欲張りになる
今日のこの15分間
あなたは確かに私だけのものだった
それで十分じゃないか
私にとって
確かにそれは
永遠の15分だった
あなたは観覧車に乗ろうと言った
ぶっきらぼうなあなたからの意外な誘い
出会ってもう一ヵ月
3回目のデート
まだキスさえもない
その日はとても寒く
空気が刺さるように
透き通っていた
地面が徐々に遠くなり
目の前に無数の光が広がる
はしゃぐあなたを目の前に
私は願っていた―\r
このまま止まってしまえばいいのに‥
そうすれば
私だけのあなたになる‥私だけの‥
そんな事は起こる筈もなく
15分と言う時間は
あっと言う間に過ぎてしまった
「つまんなかったか?」
あなたは尋ねた
「えっ!楽しかったよ!どうして?」
私は慌てて答えた
「なんか、つまんなそうだったから‥」
‥‥‥ごめんなさい
私を喜ばそうとしてくれたのに‥
でもホントの事は言えなかった
あなたを苦しめるだけだから
あなたに出会って
私はどんどん贅沢になる
欲張りになる
今日のこの15分間
あなたは確かに私だけのものだった
それで十分じゃないか
私にとって
確かにそれは
永遠の15分だった
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