ある専業主婦A。

Aは毎日暇、
暇、閑、ﾋﾏ。。。
有閑ﾏﾀﾞﾑと思い込み一人よがりの勘違いが得意。

カッコつけえぇ格好しいの似合わないﾄﾞﾙｶﾞﾊﾞｼｬﾂを着て街を歩く

本人曰くｳｨﾝﾄﾞｳｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞと言うがただの徘徊にしか見えない。
そこまで格好つけたいのかA!?

ﾄﾞﾙｶﾞﾊﾞTｼｬﾂだけが一人歩きシテルゾ!

ファッションを真似されるのが大嫌いだけど人の真似はしたい。
千円のTｼｬﾂを知人に真似されたからって未だ根に持つなよ！

なあAよ、奥様(自称)なんだろ？

もっと大海原なみのｷｬﾊﾟｼﾃｨを心に持ってくれぇ!

おまえの心はいつも穴が空いてるぞ。
心のブラックホールの周りを物欲、貪欲、強情、見栄が張り付いて…
苦しいだろう。
本当は寂しいんだろう?
物では心を満たせない事はおまえがよく知ってるじゃないか!?

なぜやめられない？

ブランドで身を固めて格好いいか？
セレブ気分で楽しいか？
おまえの人生それだけか??

「えぇ、とても楽しいわ。」

Aは心の闇から聞こえる声を一蹴した。

「ﾊｧ…疲れた。でもあの人が嫉妬するのが見たいからもう少し高い物を」

「なんであたしこんなに腐ったんだろう。本当は寂しい…虚しい。でもセレブだと言われたい!あの人に負けたくない!私が一番よ!」


Aは他人の羨望が大好き。
今日も見栄に精神が蝕まれ、虚栄が空だという事も知りながら生きる。

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