浪速トモアレ
通学路の土手を走っていると、一人の少年がランドセルをからったまま座り込んでいた「ん?」俺は少年に近づいて声をかけた「なんや?どないしたん?少年。」少年は石ころを川に投げ続けている「学校さぼってんのか?かぁ〜最近のガキは不良が多いなぁ。」俺はその場を立ち去ろうとした「おっちゃん、何しに学校に行ってるん?」少年が口を開いた「おっちゃんて…せやなぁ学校はなぁ…」急にそんな質問をされるとは「そうやなぁ…学校ゆうのはな、勉強をしに行くところやねん。」「でもうちの兄貴がゆうとったで、お笑いができれば勉強なん
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