フィクションストーリー 真矢部璃花の場合 「?おでん?と裕哉と松葉杖」
夢を見た。誰かに抱きしめられる夢
師走の始め、事故から半年
私は部分記憶喪失
私には好きな人がいた
私とその人はなんで、別れたのか母さんに聞くと、「原因は母さんかしら」と言う
私の大好きだった人は、もう私の中にいない
けど私は今が楽しいのかもしれない。
目は見えなくても、
足が動かなくても、
喋るとき、ら行が多くても。
今が新鮮で楽しい。
でも時々、何か足りない
(私)
「母らん病院、行っれきます」
(母さん)
「行ってらっしゃい璃花。裕哉先生、お願いします」
(裕哉)
「任せてください、お母さん」
(私)
「せんれい、おはよう。」
(裕哉)
「おはよう(^。^)璃花ちゃん」
私のリハビリ担当先生
真中裕哉(まなかゆうや)
年齢は25歳、声の優しい人
毎日朝、家に迎えに来てくれる。
病院まで、車椅子を押してくれる
(私)
「先生、今日ら何するの?」
(裕哉)
「上半身の運動、脳の運動、そしてご飯o(^▽^)o」
(私)
「ご飯(^O^)/!」
(裕哉)
「あ、ちょっと。コンビニ寄るね」
(私)
「いいよ」
私の朝は、コンビニのおでんのにおいで始まる。
(私)
「あぁ、いいにおいれす(´ω`)?」
その時、音がした
聴いたことあるような
どこか懐かしく
切ない
車椅子のハンドルを誰か握った。
(私)
「先生・・・せんれい?」
裕哉先生ではない様子で、すぐにハンドルを離した。
そしたら、また〔カツッカツッカツ〕と何かをつく音。
その後、またハンドルを誰かが握った。
(裕哉)
「どうしたの、璃花ちゃん?」
(私)
「何れもない」
(裕哉)
「そう・・・。これなんだ?\(^_^)/」
(私)
「あ、このにおいは。おれん!?(☆o☆)?」
(裕哉)
「おでん好きでしょ、璃花ちゃん」
(私)
「らいすき!!?(><)?」
(裕哉)
「(らいすきだって
(→o←)可愛い?)」
おでんを食べながら、私はさっき聞いた音が気になっていた。
(裕哉)
「よし、動くからね。おでん落とさないように」
(私)
「了解れす」
病院に入ると、さっきの音が聞こえてきた。
(私)
「先生、これなんのおろ?」
(裕哉)
「おろ?あぁ、音!松葉杖だよ」
(私)
「そうれすか」
懐かしい音、病院で毎日聞いてる音。なのに、コンビニで聞いた音は、少し寂しい感じがした。
続く・・
師走の始め、事故から半年
私は部分記憶喪失
私には好きな人がいた
私とその人はなんで、別れたのか母さんに聞くと、「原因は母さんかしら」と言う
私の大好きだった人は、もう私の中にいない
けど私は今が楽しいのかもしれない。
目は見えなくても、
足が動かなくても、
喋るとき、ら行が多くても。
今が新鮮で楽しい。
でも時々、何か足りない
(私)
「母らん病院、行っれきます」
(母さん)
「行ってらっしゃい璃花。裕哉先生、お願いします」
(裕哉)
「任せてください、お母さん」
(私)
「せんれい、おはよう。」
(裕哉)
「おはよう(^。^)璃花ちゃん」
私のリハビリ担当先生
真中裕哉(まなかゆうや)
年齢は25歳、声の優しい人
毎日朝、家に迎えに来てくれる。
病院まで、車椅子を押してくれる
(私)
「先生、今日ら何するの?」
(裕哉)
「上半身の運動、脳の運動、そしてご飯o(^▽^)o」
(私)
「ご飯(^O^)/!」
(裕哉)
「あ、ちょっと。コンビニ寄るね」
(私)
「いいよ」
私の朝は、コンビニのおでんのにおいで始まる。
(私)
「あぁ、いいにおいれす(´ω`)?」
その時、音がした
聴いたことあるような
どこか懐かしく
切ない
車椅子のハンドルを誰か握った。
(私)
「先生・・・せんれい?」
裕哉先生ではない様子で、すぐにハンドルを離した。
そしたら、また〔カツッカツッカツ〕と何かをつく音。
その後、またハンドルを誰かが握った。
(裕哉)
「どうしたの、璃花ちゃん?」
(私)
「何れもない」
(裕哉)
「そう・・・。これなんだ?\(^_^)/」
(私)
「あ、このにおいは。おれん!?(☆o☆)?」
(裕哉)
「おでん好きでしょ、璃花ちゃん」
(私)
「らいすき!!?(><)?」
(裕哉)
「(らいすきだって
(→o←)可愛い?)」
おでんを食べながら、私はさっき聞いた音が気になっていた。
(裕哉)
「よし、動くからね。おでん落とさないように」
(私)
「了解れす」
病院に入ると、さっきの音が聞こえてきた。
(私)
「先生、これなんのおろ?」
(裕哉)
「おろ?あぁ、音!松葉杖だよ」
(私)
「そうれすか」
懐かしい音、病院で毎日聞いてる音。なのに、コンビニで聞いた音は、少し寂しい感じがした。
続く・・
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