俺。馬鹿。
俺は馬鹿だ。
好きな人を本当に久しぶりに見かけた。
場所は大学。俺は専門学校生で、大学生ではないのだが、来年三月に国家試験があり、その勉強のために大学の図書館を使わしてもらっている。
図書館に向かっていると、前に電話をしながら歩く女性がいた。後ろ姿や話している声が彼女そっくりで、まさかなとおもいながら、それほど気にするわけでもなく、後ろを着いていくように、俺も歩いていた。
突然、前を歩いていた女性が立ち止まり、俺が追い越そうとした瞬間、180度くるっと方向転換し、顔がちらっと見えた。
彼女だ…
そう思ったが、彼女に声をかける勇気がなく、そのまま図書館に向かう足が止まらなかった。
俺には足をとめ、一歩後ろに踏み込む勇気がなかったんです。
あー。くそう。俺の馬鹿!
そして俺は今。さっき見かけた女性が気になりながら…勉強しています。
けど……
あー。もう。集中できない!
今日はもう帰ろうか…
本当に俺の…
馬鹿が……
好きな人を本当に久しぶりに見かけた。
場所は大学。俺は専門学校生で、大学生ではないのだが、来年三月に国家試験があり、その勉強のために大学の図書館を使わしてもらっている。
図書館に向かっていると、前に電話をしながら歩く女性がいた。後ろ姿や話している声が彼女そっくりで、まさかなとおもいながら、それほど気にするわけでもなく、後ろを着いていくように、俺も歩いていた。
突然、前を歩いていた女性が立ち止まり、俺が追い越そうとした瞬間、180度くるっと方向転換し、顔がちらっと見えた。
彼女だ…
そう思ったが、彼女に声をかける勇気がなく、そのまま図書館に向かう足が止まらなかった。
俺には足をとめ、一歩後ろに踏み込む勇気がなかったんです。
あー。くそう。俺の馬鹿!
そして俺は今。さっき見かけた女性が気になりながら…勉強しています。
けど……
あー。もう。集中できない!
今日はもう帰ろうか…
本当に俺の…
馬鹿が……
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