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空に奏でるメロディ 3

[90]  美音  2007-11-30投稿
「翠、おはよう!」
雪の声が頭に響く。
「おはよう…。」
「どうしたの!?元気ないじゃん。」
「寝不足…」
「何かあったの?」
「ん…」
「話せ!」

結局半ば強制で雪に昨日の楽の家でのコトを話した。
楽が男に感じたこと。心臓がバクバクしたこと。
一通り話終えると、雪は
「鈍い!」
と怒鳴った。
「翠鈍すぎだよ!?漢クンが可哀想じゃん!」
「は?」
「…分かってないね。翠は漢クンのコトが好きなの!」
「…はっ!?」
「だから〜翠は・漢クンのコトが・好きなの!」
私が楽のコトが好き…!?
そんなのあり得ないよ。

「漢クンのコト意識した、って言ったよね?それは漢クンのコトを幼なじみじゃなくて、"1人の男の子"として見てるってコト。
それに心臓がドキ?(バクバクなんだけど)したってコトは好きな証拠!おめでとう♪翠☆」
そうだったんだ…。
ウソ、意識すると余計に目で追っちゃって授業に集中できない〜っ!(泣)


「翠、さっきからじろじろ何?普通そんなに後ろ向かないっしょ?」
やっぱ楽は鋭い…。
「べ、別に?////」
「…顔赤いケド。」
「!?」
「可愛いね〜♪翠☆」
「…はっ!?」
「冗〜談♪」

…からかわれてる。悔しい。
でも好きだと分かると幼なじみでいられるコトが嬉しい!
その日は1人空を見上げながら、空に楽への想いをこめて歌いながら帰った。


ー4へ続く。

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