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泡雪みたいな恋・完

[319]  悠月亜夜  2007-12-01投稿
病院を変えて、初めて行った時の医者の台詞は皆『直ぐに治るよ!』だが、やはり今回もそうだった。
無駄に期待はしない。だったそう言われて既に数年過ぎてたから。彼女の子供も小学生になった。

勿論私の気持ちは変わらない。彼女が好きだ。

新しい病院になってラッキーな事も…彼女の行動範囲に入っているし、大好きな本屋がたくさんある。
病院帰りに待ち合わせして、一緒に本屋に行ったり…

彼女に出会って、もう10年には過ぎただろうか…
その間に彼氏や友達もたくさん出来たけど、彼女への想いは『欲望』や『求める』物では無い。一緒に居れるだけで幸せ。
彼女が楽しそうに笑っててくれると嬉しい。彼女が翻る時に長い綺麗な髪から香るコンディショナーの香りが好き。
一緒に歩いたり、ドライブなんて幸せ。

でも、それで彼女との仲はますます深まり色んな秘密を共有する仲に…
秘密の内容?内緒だから秘密なんだよ?
私達2人だけの大切な…大切な秘密。

貴方にも秘密の恋は、ある?
心の闇を…寂しい気持ちが甘い泡雪で包まれるような恋。

私にとっての『泡雪』って、ふわふわの和菓子。ふわって甘い素敵ななお菓子。
そんな素敵な恋を、ずっとずっと彼女に持ち続けていたい…。

それが、私の今の一番の願い。

あ…彼女からのメールだ!これだけで嬉しい。これから彼女とお茶しに行く事になったよ。

ただ、お茶を飲んで彼女の悩みを聞いたり、私の悩みを話したり、他愛無い話しをしながらお茶をする私の大切な大切な幸せの時間。
急いでオシャレしなきゃ!彼女と歩くのにダサい服なんて着れない。あ!彼女の見たがってたDVDは持ったかな?OK。髪の毛は乱れて無い?
おっと…一緒に見ようと思ってた雑誌忘れる所だった…アクセもばっちり!


じゃあ、行って来るね♪

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