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いい加減にしてくれ!8

[690]  たかし  2007-12-02投稿
気絶しているノリユキを、窓一つ無い暗闇の部屋へ放り込む。

シルバー髪
「ジェイ!..見張レ!..アトは、たのミまシーたょ〜」

J 「....」

青白い顔をした男は、返事をすることでも無く、うなずくでも無く、目の前の小型モバイルPCに何かを打ち込んでいるだけである。

《死ね!死ね!...ok..時間の問題.....》
カチャカチャ.カチャカチャ………………カチャカチャ...






監禁三日目...

スピーカーから男の声

「どうだそろそろ限界だろう..喋る気になったか?.....?おい!..聞いてるか!」

何も応答が無いが、監視装置からの生命反応は確認出来ている。

「おい!..おい!」

ノリユキ 「うぅ〜..うっ..おう...」



《狂ったか》



監視室の男が誰かと話している。「はいっ!わかりました。確認します!」

監視の男が、監禁室の照明を点灯する。
モニターに室内が映し出される。
中央には、うずくまるノリユキが映っているが、動いてはいない。




カメラをズームして、顔のアップを映し出す。


監視員 「..ん?....な?..ま..まさか!」


モニターには口をタオルで塞がれ、後ろ手に縛られて横たわるJが映っている。


「ジ?...ジェッ?.Jか?..!!!!」





〈監禁翌日..〉

ノリユキは、扉の向こう側で監視しているJに、
ギリギリ聞こえるか聞こえないか位の、小声で話しかけた。

「おぉ〜い!...俺がデータをどこに隠したかしりたくないかぁ?



9に急げ!

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