?潜入
(流石に無傷は無理か・・・)
レイズは銃を持つ右腕で左手を押さえていた。腕からは少量の血が出ていた。
今レイズがいるのは基地の通路。辛うじて柱で身を隠しているが、誰かが通路を通れば確実に見つかってしまうだろう。
(とにかく動かないと・・・)
その時・・・
『タッ、タッ、タッ・・・』
誰かの走る足音が聞こえて来た。
すかさずレイズは柱に身を隠す。
(誰だ?この足音は兵ではないし・・・)
段々と音が大きくなってくる。そして、曲がり角から出て来たのは、
(イッ!?)
レイズと全く同じ服装で片手には小型の銃。しかし、
(女!?)
確に女であった。するとその時、女がこちらに気付いた様で銃をこちらに向けてきた。
(ヤバッ!)
驚きで気を抜いていたため銃を向けるのが遅れた。普通ならとっくにあの世にいるころなのだが・・・
(あれ?)
撃って来ない。
「撃たないのか?」
そう言うと女は、
「あなたがレイズ?」
「へ?そ、そうだが・・・」
「フゥ・・・、やっと見つけた!」
一体何のことだ?よくわからないが今後とんでもない事になる気がするぞ・・・
続く・・・
レイズは銃を持つ右腕で左手を押さえていた。腕からは少量の血が出ていた。
今レイズがいるのは基地の通路。辛うじて柱で身を隠しているが、誰かが通路を通れば確実に見つかってしまうだろう。
(とにかく動かないと・・・)
その時・・・
『タッ、タッ、タッ・・・』
誰かの走る足音が聞こえて来た。
すかさずレイズは柱に身を隠す。
(誰だ?この足音は兵ではないし・・・)
段々と音が大きくなってくる。そして、曲がり角から出て来たのは、
(イッ!?)
レイズと全く同じ服装で片手には小型の銃。しかし、
(女!?)
確に女であった。するとその時、女がこちらに気付いた様で銃をこちらに向けてきた。
(ヤバッ!)
驚きで気を抜いていたため銃を向けるのが遅れた。普通ならとっくにあの世にいるころなのだが・・・
(あれ?)
撃って来ない。
「撃たないのか?」
そう言うと女は、
「あなたがレイズ?」
「へ?そ、そうだが・・・」
「フゥ・・・、やっと見つけた!」
一体何のことだ?よくわからないが今後とんでもない事になる気がするぞ・・・
続く・・・
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