携帯小説!(PC版)

Decadent

[294]  紫幸 燈子  2007-12-05投稿
堕落(お)とされるべき居場所(トコロ)があるなら
僕は 神(キミ)の望み通り
遙に堕落とされる事を願おう

その代わり 二度と逢えない君を

一刻だけ 慈しんでも 良いですか…?

君の吐息と馨りを僕の體に染み込ませて

僕は孤独(ひとり)で堕落してゆこう

翼(はね)を漆黒に染められ 僕は地へと 落下してゆく…

もう神(キミ)は 見えぬ天(そら)の果て

君だけは堕落してゆく僕を憂んでいて下さい

堕落してゆくものから 愛おしい神様(キミ)へ


これが神(キミ)に奉る神(ボク)からの最期(さいご)の恋文(ラブレター)です。

感想

感想はありません。

「 紫幸 燈子 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス