KISARAの恋[7]
「あー、まだ風呂入ってへんし、そろそろヤバイかなー。」
「ごめんねー、つい色々話しちゃって。」
「いや、大丈夫ですよ、でもまぁ、とりあえず、今日はこの辺で…。」
少しの沈黙が貴更を緊張させたが、あゆみの返事は意外なものだった。
「うん、分かった。あのさ、1つお願いがあるんだけど。」
「内容によりますけど、それでいいなら。」
「うん・・・また、明日、話したいっていうか、声を聞きたいんだけど、私から電話するからいいかなぁ?」
かなり困惑したが断れなかった。
「あ、はい、いいですけど、時間とかは…。」
「夕方、仕事から帰ったらメール入れとく。貴更さんも夕方までバイトでしょ?」
「一応、18時までなんで、帰ったらメール見ときます。電話は22時ぐらいがいいかなぁ。」
「多分、それまでにメール入れておくから。用事がなかったら22時ぐらいで大丈夫だと思うけど、分からないの。」
「あ、無理しなくて大丈夫っすよ。別に明日じゃないとダメな理由もないし。」
「ううん、明日がいいの。我侭だからね、私。」
貴更は明日も遅くなりそうだなぁと、その時は喜びよりも戸惑っていた。
「我侭ねぇ…。ちょっと違う気がするけど、分かりました。じゃ、そういうことで。」
「うん、電話、ありがとね。すっごく楽しかったし話せて嬉しかった。また、明日ね。」
「あ、うん。僕も電話してよかったです。じゃぁ、おやすみなさい。」
そう言うと、やっと電話を切った。貴更は大きなため息をついた。また、明日もだ…と複雑な気分になっていた。
風呂はとっくに入っていたのだが、延々と続きそうな気配を感じて、初めての電話だったし、緊張もしていたので精神的に疲れてしまった。
その晩はでも、興奮していたのか中々寝付けず、明日はどんな話をしようかな、などと考えていたが知らぬ間に寝てしまっていた。
次の日、バイト中もあゆみのことが気になって、同僚から、「何か複雑な顔つきしてるな。事件ですか?」と言われてしまった。
「ごめんねー、つい色々話しちゃって。」
「いや、大丈夫ですよ、でもまぁ、とりあえず、今日はこの辺で…。」
少しの沈黙が貴更を緊張させたが、あゆみの返事は意外なものだった。
「うん、分かった。あのさ、1つお願いがあるんだけど。」
「内容によりますけど、それでいいなら。」
「うん・・・また、明日、話したいっていうか、声を聞きたいんだけど、私から電話するからいいかなぁ?」
かなり困惑したが断れなかった。
「あ、はい、いいですけど、時間とかは…。」
「夕方、仕事から帰ったらメール入れとく。貴更さんも夕方までバイトでしょ?」
「一応、18時までなんで、帰ったらメール見ときます。電話は22時ぐらいがいいかなぁ。」
「多分、それまでにメール入れておくから。用事がなかったら22時ぐらいで大丈夫だと思うけど、分からないの。」
「あ、無理しなくて大丈夫っすよ。別に明日じゃないとダメな理由もないし。」
「ううん、明日がいいの。我侭だからね、私。」
貴更は明日も遅くなりそうだなぁと、その時は喜びよりも戸惑っていた。
「我侭ねぇ…。ちょっと違う気がするけど、分かりました。じゃ、そういうことで。」
「うん、電話、ありがとね。すっごく楽しかったし話せて嬉しかった。また、明日ね。」
「あ、うん。僕も電話してよかったです。じゃぁ、おやすみなさい。」
そう言うと、やっと電話を切った。貴更は大きなため息をついた。また、明日もだ…と複雑な気分になっていた。
風呂はとっくに入っていたのだが、延々と続きそうな気配を感じて、初めての電話だったし、緊張もしていたので精神的に疲れてしまった。
その晩はでも、興奮していたのか中々寝付けず、明日はどんな話をしようかな、などと考えていたが知らぬ間に寝てしまっていた。
次の日、バイト中もあゆみのことが気になって、同僚から、「何か複雑な顔つきしてるな。事件ですか?」と言われてしまった。
感想
感想はありません。