携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> このみち

このみち

[279]  しゃねる  2007-12-06投稿
これは私自身の生きてきた記録である

10歳。4つ上の兄による家庭内暴力が始まった。小学4年から中学3年までフリースクールで過ごした。

高校に入り、強く変わりたいと心に決め学校で成績1番になった。大学受験…断念。

受験シーズン、父がうつ病になったのだ。兄の暴力は続き…

環境に捕らわれ変われない自分を今でもなお人のせいにする私。

私は今20歳になった。
10年越しに願った1人暮らしを始めた。

教員の夢があった私が、笑顔のいらない工場で、今は人ではなくベルトと向き合っている。


1人暮らしも楽じゃない。
この年で生活をやっていける程の経験も、それに見合う給料もない。

毎日食べ物はモヤシばかり。顔もやつれてしまった。

こんな生活なのも…と思う度に息が詰まりそうだ。











ただ…苦しい中にも大切な物を見つけ出すことが出来た。


人の温かい心だ。


自分が一番不幸だ

そんなこと考えてる自分がつらかった。
誰にも相談出来なかった。


その私が人とまともに話せるようになったのはなぜか。


チャレンジしたから。

閉ざしていた心を開いた。最初は苦しい。

流さない涙も覚えた。

人のせいにしてた私が引きこもりから外に目を向けるようになったことで色んな友達ができた

そしたら今度は少し人の痛みの分かる人間になっていた。

そして共感し、更に心を強く持てた。


誰だって幸せになりたいんだ。


私だって理想に近い未来が欲しい。


現実と理想はほど遠い。


事実…今すぐに行動にと言うと正直無理だ。

でも私にしかない力を私は私自身に向け、明確ではないが夢を実現させたい。


今悩んでいる全ての人へ。

沢山泣いていいよ

強がらずにね。

鏡の前に立って

たまには笑って

また悲しくなることもある

もしかしたら死を選びたくなる時もある。

でも誰も1人じゃない、私も1人だと思った。今も思う時だってある


でも絶対に信じていたい。自分だって社会に必要な1人であること


見捨てられたこともあったけど、支えてくれる人も沢山いること


忘れてはいけない温かい心

みんなの心



私は心を育てる

誰も1人じゃない

感想

感想はありません。

「 しゃねる 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス