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きみの声 -恋-

[148]  ユウ  2007-12-06投稿

「アリサちゃん何飲む?
俺と一緒でいー?」

いつも以上のテンションのカズマにおとなしいアリサも少し
戸惑っているのがわかる

そりゃそうだろう

カズマはどうみても遊び人
アリサはどうみてもマジメ

「ちょっとカズマ君!
アリサ困ってるやん!
ユウも何とか言いや!」

「うーん、まぁほどほどに」
カズマに協力するって言った手前、否定する訳にもいかず、曖昧な返事をした

「アリサは大丈夫やから、
リサもユウ君も歌ってええよ」
アリサなりに必死で場を治めようとしている

「アリサは優しすぎ!
カズマ君調子乗りすぎ!」

リサはいつもの調子で怒っていたが、いつの間にかその状況にも慣れ、機嫌よく歌い始めた

リサは気性荒いけど友達想いでいい奴だ
そこに惚れてる俺はリサを 彼女にしたい思いで一杯

「おっしゃー!俺、吉井和馬。アリサの為に歌います!」
もう呼び捨てかよ

入れた曲はコテコテのラブソング
気のせいかアリサが嬉しそうに見える いや、気のせい
ラストに差し掛かった時
カズマがアリサの肩を抱き見つめた

そして

「アリサ、本気で大好きや! 付き合お!」

マイク越しにカズマが告白

リサと俺は固まってしまった
告白にも驚いたがそれ以上にアリサの言葉に耳を疑った
「・・・はい」


一同沈黙

はいぃぃぃ!?

ワケわからん、アリサが分からん

「よっしゃあああ!
アリサは俺の彼女やぁああ」
カズマがマイク越しに叫ぶ

俺とリサは何が何だか分からずただ二人を眺めていた

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