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最低で最高な日

[269]  あおい  2007-12-07投稿
ぁたしのカレシは修。

13才年上。

ぁたしのカレシはカズ。

同じ年。

修はカズの存在は知らない。

カズは修を知ってる。

ぁたしはどっちも好き。


修とカズを選ぶ日なんか来ない。

ぁたしはどっちもほしい。

今日はくもり。
修が昼ごろアパートに来ると昨日の5時ころメールがはいった。

今日は修の日。
ぁたしは昼ご飯に冷凍のぎょうざとほっけを焼いてビールを用意した。

日曜日は昼からお酒を飲むのがうちらの定番で、ほぼ2年間こうして日曜日を過ごしている。

野菜が足りないと言われるかもしれないから、オニオンスライスでも…

と思った所で修が、いつもの様子で
『おつかれー!』
と玄関を開ける。
ぁたしは
『いらっしゃい、待ってたよ』

と玉ねぎを置いて軽くハグをする。

修はいつもの香水のにおいとたばこのにおいと

いつもと同じ、修だった。
修はペースを崩さない。

大人だ。

そこが好き。

いつもの変わらない修のにおいといつもの日曜日。

でもそこがすごく嫌い。

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