美空〜miku〜
見覚えのないアドレスから一通のメール。
『美空へ。元気ですか？』
たった一言。
でも私を知っている人には違いない。
私の名前は小林 美空。
『こばやし みく』
『みそら』じゃないよ。
みんなから珍しい書き方だねって言われるこの名前はお気に入り。
知らない人なら来ないメールだよね。
誰だろ。ふふっ。
思い当たる人を考えるけど、うーん。誰だか分からない。
女？男？誰だろ。。。
もう一度そのメールを見る。
メールには続きがあった。
『美空へ。元気ですか？
あなたに逢いたいです。
翔太』
翔太？翔太。
私、翔太なんて名前の人...知らない...
メールを最後まで見た時、さっきまでは何も思わなかったそのメールの主が気になった。
ここ最近『翔太』なんて名前の人とは出会ってない。
同じ高校にもいないはず。多分。
何となく小学校と中学校の卒アルを押し入れから引っ張りだしてみんなの名前を見る。
いない。
ちょっと怖くなったけど、すごく気になってメールを返すことにした。
でも何て返そう？
誰ですかなんて...失礼だし...
携帯をパチパチ触っているうちに
『美空へ。元気ですか？』
たった一言。
でも私を知っている人には違いない。
私の名前は小林 美空。
『こばやし みく』
『みそら』じゃないよ。
みんなから珍しい書き方だねって言われるこの名前はお気に入り。
知らない人なら来ないメールだよね。
誰だろ。ふふっ。
思い当たる人を考えるけど、うーん。誰だか分からない。
女？男？誰だろ。。。
もう一度そのメールを見る。
メールには続きがあった。
『美空へ。元気ですか？
あなたに逢いたいです。
翔太』
翔太？翔太。
私、翔太なんて名前の人...知らない...
メールを最後まで見た時、さっきまでは何も思わなかったそのメールの主が気になった。
ここ最近『翔太』なんて名前の人とは出会ってない。
同じ高校にもいないはず。多分。
何となく小学校と中学校の卒アルを押し入れから引っ張りだしてみんなの名前を見る。
いない。
ちょっと怖くなったけど、すごく気になってメールを返すことにした。
でも何て返そう？
誰ですかなんて...失礼だし...
携帯をパチパチ触っているうちに
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