(ID:24516) - 携帯小説！(PC版)

私が今苦しくても、
自分がこんな物でも、
人生は喜びだけでも苦しみだけでもなく、
全ては魂を磨く課題。
喜びから学び、悲しみから学ぶ。
その人それぞれ課せられる事は違い、そこからそれぞれ何かを刻みつける。

他人より多いかもしれない。私の腕から溢れるほどの苦労。
誰にも理解されない苦悩。

それからは他の誰も学び取れない自分だけの気付きと、魂の美しさを
きっと得られる。

だから明日も、自分の為に自分が生きる意味がある。
それを知っている私の一部が、私を死の淵から遠ざける。

周りの誰より、劣っていても、見えない所にその学び取った何かが、積み重なってゆく。
そのためにこの苦しみを私は背負って、歩いている。
私を罵るあなたにも、作り笑いのあなたにも、誰にも解らずに、苦悩と、その形の無い答えが、私の内に降り積もってゆく。
力尽きるまで、歩いてゆく。