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僕と僕で一人分…2

[271]  悠月亜夜  2007-12-09投稿
さっぱり分からない難しそうな料理本を手に取り、今まで腕に抱いていた本の上に乗せてレジに向かった。
僕も自分が買う予定だった本を急いで取りに行って、レジに並ぶ。その本屋にはレジが二つあるが混んで無いかぎり一つしか開けない。ラッキーな事にその人の後ろに並べた!
微かにシャンプーか何かの甘い香りがする。化粧と同じで、髪にもワックスやスタイリング剤はあまり使わないみたいだ。

それにしても…いくら一目惚れだからって、現実的に僕って女の人の後つけ回したり、ジロジロ見たり、おまけに匂いまで嗅いだり…かなりヤバい奴だよな〜僕って。

って、うわっ!振り向いた!
その瞬間今までの事を実は分かってて、罵られるんだ!と覚悟をした!!
すると、その人は又少しはにかんだ笑顔で「私、買うの多いからお先にどうぞ」と僕に順番を譲ってくれようとした。
なんて優しい人なんだろう。自分はそんなに重そうな量の本を持っているのに、次に彼女の番なのに僕に譲ってくれるという。
さっぱり分からない難しそうな料理本を手に取り、今まで腕に抱いていた本の上に乗せてレジに向かった。
僕も自分が買う予定だった本を急いで取りに行って、レジに並ぶ。その本屋にはレジが二つあるが混んで無いかぎり一つしか開けない。ラッキーな事にその人の後ろに並べた!
微かにシャンプーか何かの甘い香りがする。化粧と同じで、髪にもワックスやスタイリング剤はあまり使わないみたいだ。

それにしても…いくら一目惚れだからって、現実的に僕って女の人の後つけ回したり、ジロジロ見たり、おまけに匂いまで嗅いだり…かなりヤバい奴だよな〜僕って。

って、うわっ!振り向いた!
その瞬間今までの事を実は分かってて、罵られるんだ!と覚悟をした!!
すると、その人は又少しはにかんだ笑顔で「私、買うの多いからお先にどうぞ」と僕に順番を譲ってくれようとした。
なんて優しい人なんだろう。自分はそんなに重そうな量の本を持っているのに、次に彼女の番なのに僕に譲ってくれるという。

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