水溜まりに手をふる男(第12章完)
水晶は、一瞬フッと光を弱めて、ズバンと弾けるように光を放ち出しました。
体を光がつきぬけて、辺りが真っ白になり、何も見えなくなった次の瞬間、今度は目の前が真っ暗になりました。
薄目を開けると、、暗い暗い路地の上…。
空には月が…
そして、足もとには、丁度人がスッポリ入るくらいの…
水溜まりが一つ。。
チロチロ月明かりを反射させています。
(……あの婆ちゃんに、ありがとうを言い忘れてた。。)
僕はまわりに婆ちゃんがいないか確認し、
何の変哲もない水溜まりを覗きこみました。
そして、その水溜まりに向かって…
……手をふったんです。
え…?
今、僕が何をしているかって??
未来の自分に、手をふりかえしてるんです?。
体を光がつきぬけて、辺りが真っ白になり、何も見えなくなった次の瞬間、今度は目の前が真っ暗になりました。
薄目を開けると、、暗い暗い路地の上…。
空には月が…
そして、足もとには、丁度人がスッポリ入るくらいの…
水溜まりが一つ。。
チロチロ月明かりを反射させています。
(……あの婆ちゃんに、ありがとうを言い忘れてた。。)
僕はまわりに婆ちゃんがいないか確認し、
何の変哲もない水溜まりを覗きこみました。
そして、その水溜まりに向かって…
……手をふったんです。
え…?
今、僕が何をしているかって??
未来の自分に、手をふりかえしてるんです?。
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