初恋?
２日目
友達を作ろうと決めて家を出た。
電車に乗ってまわりを見ると、いろんな学校の真新しい制服を着た高校生であふれていた。
駅に着いて高校へ向かう。
ｸﾞﾙｰﾌﾟではしゃぐ子たち。私と同じく一人でいる子。新しく友達になったのか、携帯のアドレスを交換している子たち。
まわりを眺めながら私は学校へ急いだ。
１年５組
教室に入って自分の席に着こうとしたとき、前の席の子と目が合った。
「おはよう！」
その子は可愛い笑顔で挨拶してくれた。
「おはよ！」
ぎこちない笑顔で返す。
「ｱﾀｼ、岡田麻衣っていいます。これからよろしくね、加藤さん」
「こちらこそよろしく！もう名前覚えてるの？」
「前後ろの人だけだよ」
そう言って麻衣はまた可愛い笑顔を見せた。
「友達になろうよ！」
思い切って言ってみた。
「うん！いいよ！じゃあ、私はマイって呼び捨てでいいよ」
「なら、私も加藤さんじゃなくてエリでいいよ！」
「よかったぁ！実は昨日から話し掛けようか迷ってたんだぁ！友達になりたいなぁって思ってさぁ！」
マイはまた笑顔になった。
マイは二重の大きな目で、髪はﾎﾞﾌﾞっぽくしていて、きれいよりも可愛いという言葉が似合うと思った。
「友達できてよかったぁ」
ちょっと不安が消えた。
「私、ｸﾗｽに知ってる子いないんだぁ。マイが話し掛けてくれてよかった！」
「そうなの？ならウチらのとこおいでよ！同じ中学だった子紹介するから！」
マイはそう言って友達をよんだ。
「ｱﾀｼは松岡有希って言いまぁす！ユーキってよんでね！」
「私は斎藤香織！カオリでいいから！」
マイ、ユーキ、カオリ
１日で３人も友達ができて、やっと自分の居場所ができた気がした。
友達を作ろうと決めて家を出た。
電車に乗ってまわりを見ると、いろんな学校の真新しい制服を着た高校生であふれていた。
駅に着いて高校へ向かう。
ｸﾞﾙｰﾌﾟではしゃぐ子たち。私と同じく一人でいる子。新しく友達になったのか、携帯のアドレスを交換している子たち。
まわりを眺めながら私は学校へ急いだ。
１年５組
教室に入って自分の席に着こうとしたとき、前の席の子と目が合った。
「おはよう！」
その子は可愛い笑顔で挨拶してくれた。
「おはよ！」
ぎこちない笑顔で返す。
「ｱﾀｼ、岡田麻衣っていいます。これからよろしくね、加藤さん」
「こちらこそよろしく！もう名前覚えてるの？」
「前後ろの人だけだよ」
そう言って麻衣はまた可愛い笑顔を見せた。
「友達になろうよ！」
思い切って言ってみた。
「うん！いいよ！じゃあ、私はマイって呼び捨てでいいよ」
「なら、私も加藤さんじゃなくてエリでいいよ！」
「よかったぁ！実は昨日から話し掛けようか迷ってたんだぁ！友達になりたいなぁって思ってさぁ！」
マイはまた笑顔になった。
マイは二重の大きな目で、髪はﾎﾞﾌﾞっぽくしていて、きれいよりも可愛いという言葉が似合うと思った。
「友達できてよかったぁ」
ちょっと不安が消えた。
「私、ｸﾗｽに知ってる子いないんだぁ。マイが話し掛けてくれてよかった！」
「そうなの？ならウチらのとこおいでよ！同じ中学だった子紹介するから！」
マイはそう言って友達をよんだ。
「ｱﾀｼは松岡有希って言いまぁす！ユーキってよんでね！」
「私は斎藤香織！カオリでいいから！」
マイ、ユーキ、カオリ
１日で３人も友達ができて、やっと自分の居場所ができた気がした。
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