初恋?
新生活は思った以上にすぎるのが早い。
期末テストが終わってあと少しで夏休みというところまできていた。
マイ、ユーキ、カオリ、私。
いつも4人でいることが多かった。
マイ、ユーキ、カオリは中学が同じで、よくその頃の話をしてくれた。
マイは中学の頃からの彼氏タツヤ君がいて、もう2年くらい付き合っているらしい。
よくプリクラをもらって顔は知っているけど、まだあったことはない。
ユーキとカオリはマイのノロケ話が始まると「またタツヤのことかよっ」とツッコミを入れていた。
ユーキとカオリ、そして私は彼氏がいない。
ユーキは高校入学と同時に破局。
カオリは彼氏いない歴16年。
私は中学3年の冬以来いなかった。
夏休み2週間前のある日だった。
「あのね、タツヤの友達がエリのこと気に入っちゃったみたいなの。メールだけでいいからしてあげてくれないかなぁ?」
「はぁ?マジで?」
いきなり言われてびっくりしていると、ユーキが「誰?」とさぐりを入れはじめた。
田中 明弘(16)
マイ達と同じ中学で、結構モテていたらしい。
マイのプリクラ帳をタツヤに見せていたときにちょうどいたらしく、そこで私をみて「紹介して!」と言ってきたらしい。
「エリが嫌ならアキヒロ君には私から断るけど、どうする?」
マイがにやけながら覗き込んでくる。
「メールくらいならしてみたら?面白い奴だよ!」
ユーキもにやけている。
「2人とも、そんな言ったらエリが断りにくいじゃんよ!」
カオリが2人にツッコミを入れていた。
別に今彼氏いないしいっかぁ〜なんて簡単に考えて
「いぃよ!マイからアタシのメアド教えといて!」
と気軽に返事してしまった。
「わかったぁ!さっそく教えとくね。メールきたらすぐ報告してね!」
「はぁーい!わかったよ」マイがうれしそうにアキヒロにメールを作っていた。
カオリは呆れた感じでマイを見ていた。
結局学校にいる間にメールがくることはなかった。
期末テストが終わってあと少しで夏休みというところまできていた。
マイ、ユーキ、カオリ、私。
いつも4人でいることが多かった。
マイ、ユーキ、カオリは中学が同じで、よくその頃の話をしてくれた。
マイは中学の頃からの彼氏タツヤ君がいて、もう2年くらい付き合っているらしい。
よくプリクラをもらって顔は知っているけど、まだあったことはない。
ユーキとカオリはマイのノロケ話が始まると「またタツヤのことかよっ」とツッコミを入れていた。
ユーキとカオリ、そして私は彼氏がいない。
ユーキは高校入学と同時に破局。
カオリは彼氏いない歴16年。
私は中学3年の冬以来いなかった。
夏休み2週間前のある日だった。
「あのね、タツヤの友達がエリのこと気に入っちゃったみたいなの。メールだけでいいからしてあげてくれないかなぁ?」
「はぁ?マジで?」
いきなり言われてびっくりしていると、ユーキが「誰?」とさぐりを入れはじめた。
田中 明弘(16)
マイ達と同じ中学で、結構モテていたらしい。
マイのプリクラ帳をタツヤに見せていたときにちょうどいたらしく、そこで私をみて「紹介して!」と言ってきたらしい。
「エリが嫌ならアキヒロ君には私から断るけど、どうする?」
マイがにやけながら覗き込んでくる。
「メールくらいならしてみたら?面白い奴だよ!」
ユーキもにやけている。
「2人とも、そんな言ったらエリが断りにくいじゃんよ!」
カオリが2人にツッコミを入れていた。
別に今彼氏いないしいっかぁ〜なんて簡単に考えて
「いぃよ!マイからアタシのメアド教えといて!」
と気軽に返事してしまった。
「わかったぁ!さっそく教えとくね。メールきたらすぐ報告してね!」
「はぁーい!わかったよ」マイがうれしそうにアキヒロにメールを作っていた。
カオリは呆れた感じでマイを見ていた。
結局学校にいる間にメールがくることはなかった。
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