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UH「無限少女」第一部・第2章―パート?

[289]  ライト  2006-04-02投稿
「そうなのか」
「はい。知りませんでした?」
聞くものが聞けば嫌味にも聞こえることをミラは尋ねた。
「種類を憶えるだけで精一杯なんだよ」
フィルは嫌味とはとらえずに答えた。
フィルはミラの純真さを知っているし、ミラもまたフィルの素直さを知っている。この2人の間に疑心や猜疑の心はみじんもない。
その真っ直ぐな2人だからこそ、人によっては毛嫌いする者もいる。
恐らく2人は、この世界で最も清らかなパートナーであろう。

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