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戦国異聞〜鬼と竜〜6

[240]  オケピ  2007-12-12投稿
『あんたと同じで、信じるか信じないかはあんたの自由だ』

『わかっている』

『ここは、あんたの知ってる所とはちょっと違う』

『だろうな』

『今、この国の天下を握ってるのは、武田慎玄って化け物だ』

歳三は片方の眉を上げた。想像すらしなかった名前だった。

正宗は続けた。

『慎玄の野郎は京都に居城を構えて、朝廷も滅ぼした。』

『朝廷も!?』

『ああ、所詮、飾り物だからな。大したことじゃない』

『それで?』

『慎玄にはほとんどの武将が下った。織田伸長、豊臣秀佳、徳川家安、明智充秀、真田雪村なんかだな』

『ほう』

そうそうたる面子ではないか。慎玄とはそれほどの男なのか。歳三は思った。

『全員が下った訳ではあるまい』

『そうだ。少なくとも、越後の上杉謙心、加賀の前田寿家、そして奥州伊達正宗だ』

『妙だな』

歳三はきりかえした。
『北条はどうなっている?かなりの勢力のはずだが?』

『まあ、話を急ぐなよ。これからが本番だ』

正宗は身を乗り出した。

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