携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> それぞれの風景

それぞれの風景

[566]  龍丹  2005-10-19投稿
 今、僕は恋をしている。朝いつも僕の家の前を通る、綺麗な女の人。一目惚れだった。髪が長くて、前を通る時とっても良い香りがする。名前は知らない。聞けないんだ。それでも彼女は僕の生きがいだ。

 ある雨の日、いつもの時間に彼女が来ない。−どうしたんだろ? 結局彼女は夕方には現れた。でも傘も持たずにびしょ濡れだ。そして泣いていた。理由は分からない。でも慰めてあげたい! 僕は、一番のお気に入りの〔骨〕を持って彼女の下へ走り寄った。
「もう!うっとおしい犬ね!」

僕は水溜まりに映る自分の姿に吠え続けた。

感想

感想はありません。

「 龍丹 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス