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月の葉書22

[521]  速見  2007-12-13投稿
街を旅立って4日が過ぎた…………

風紀)今度の“感じ”は、まだ先なんだよな?

風紀が、ナラビに聞く

ナラビ)うん。物凄く微かにしか“感じ”が無いよ

ナラビはやる気無くすくらい遠いみたいだ


ナラビは少し萎えていた

そんなナラビを見兼ねた風紀は…………


風紀)なぁ。ナラビは、家族に頼まれて俺と一緒に旅をしているよなぁ

風紀は、まだナラビに、体内の宝玉を封印する為に旅をしているのを黙っていた

ナラビ)うん。風紀兄ちゃんが、月の葉書を探しているから、“感じ”を頼りに今旅をしているんだよね?

風紀)そう。俺には、旅の目的がある。だが、ナラビは家族の言い付けで旅をしているだろ?。じゃあさ、ナラビも旅の目的を作ればもっと旅が面白くなるんじゃないのか?

風紀がそう問うと……………


ナラビ)う〜ん。もく………てきぃ?

ナラビは、唐突に風紀が、聞いてきたので悩んだ


だが、“目的を考える”という事を考え始めたので、表情が生き生きとしてきた

風紀はホッとしたようで…………


風紀)まぁ急に物事を決めるのは難しいからな、ゆっくりと考えろ。時間はたっぷりある

そういってナラビの頭をクャッと優しく頭を撫でた

そうやって話しているうちに……………


風紀)おっ村がある

風紀とナラビは、村に到着したのだ


ナラビは、村が見えてもまだ、目的を考えているみたいであったが………



風紀)よ〜し、ナラビ!!!!村まで競争しよう


考えているナラビを楽しませながら旅をしている風紀だった





だが、その村は女の人が倒れた村であったのだ……………

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