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キャバ嬢の恋2

[650]  Kana  2007-12-13投稿
私は思いきって彼に電話した。
プルル…プツッ。 緊張のあまり私は電話を切ってしまった。そして大きく深呼吸してもう一度かけた。
『もしもし誰ですか?』
彼は言うと、
『私、優奈です。今日はどうもありがとう。あの…また電話してもいいかな?』
私は彼にそう言うと彼はいつでもかけてきていいと言ってくれた。
ただそれだけの事なのにものすごく幸せになった。 次の日から彼の事が頭から離れられず仕事に影響してしまった。自分のお客さんから接客がつまらないと言われた。彼の事を考えるとトークが弾まなかったからだ。その夜家に帰り彼に電話した。しかし彼は電話に出なかった。
当然だ。仕事が終わって家に着くのが夜中の3時だったので普通なら出る訳がない。電話を出ないのはしょうがないと思ったが彼が毎日何をしているのか気になってしょうがなかった。
翌日の昼過ぎに彼に電話して昨日の夜中電話した事を謝る事にした。 彼は電話に出て私は昨日の事を謝った。全然気にしてなかったようだ。すると彼は私に、今日店に行くよと言ってくれたのだ。私は18年間生きてきて子供のようにオオハシャギしてしまった。 ありがとうと電話を切ると念入りに化粧と髪をセットしてすぐ家を出た。デートに行くわけでもないのに気分が舞い上がってしまい家にいたくなかったからだ。その日の夜が凄く待遠しかった。 いつもは仕事の為にお客さんに営業の電話やメールをするのだがその日は一切連絡しなかった。彼が来て他のお客がいるとずっと付いていられないからだ。
そしてその日の夜が来た。
時計を何回も何回も見て、いつ来るのかドキドキしていた。そうゆう時に限って呼んでもいない客が来て延長をするのだ。 『いらっしゃいませ』
店の従業員が言うと私は入口を見た。彼ではなかった…。
時間は刻一刻と過ぎて店が閉まる時間まであと1時間だった…

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