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紅鶴黒鶴-5

[111]  千鳥川 松三  2007-12-14投稿
紅鶴は黒鶴のことを見守る側に回った。本来ならば黒鶴が紅鶴を守らなければならないのに…

片山さんとメールをするようになってから1ヶ月くらいして、『ヒデとはどぅ?』ってメールを送った。別れたということが書かれたメールが返ってくるのに20分。これもかなり鮮明に覚えてる。僕は、また世界で一番幸せな奴になってた。はっきり言って、人の不幸を喜ぶなんて最低な奴だと思う。だけど、自分の大好きな人がフリーになったって分かったら、誰でも喜んでしまう気がする。
それから、片山さんに1日置きにメールをした。毎日送ったら、嫌がられるんじゃないか。って子供ながらの配慮。今、思うと可愛い奴だったな。
高校受験を間近に控えた僕らは勉強について話し合うこともあった。片山さんが数学が苦手だって言うから。僕が教えることになった。言っちゃ悪いが、当時の僕はもの凄い頭が良くて、全国模試10番以内はザラだった。だから、得意分野で自己アピールができる、かっこうのチャンスだと思った。そして、数学を教える場所は…僕の家…どうして、そうなったのか残念ながら覚えていない。しかもまだこの時、僕達は付き合っていない。僕はこの日に告白をすることを決めた…

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