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あなたのために?

[111]  きんこー  2007-12-16投稿
頭の痛い話が終わり、いつものスナックへ向かう。所々に黒いスーツを着たキャッチが声をかけてくる。空は暗く酔いがさめそうな程の寒さだった。オーナーは知り合いがいたのだろう「ママの店に先に行っててくれ」と言い、僕は一人細い階段を登り、二階のスナックへ向かう。

「こんばんは〜」本当は疲れていてテンションが低い自分に鞭をうち、作り笑いそしてもう一度テンションを上げる。「いらっしゃ〜い」いつもの不思議なメンバーが外の寒さを忘れさせてくれる温かい笑顔で声をかけてくれた。僕以外、お客さんといったら悪そうなママの彼氏と鳥肌がたつ位音痴なバラードを歌っている中年の男性がいた。そんな耳障りなカラオケを歌っている隣に、この店には絶対合いそうもない二重で色白、顔のパーツがハッキリしている可愛いらしい女性が少し嫌そうに拍手をしていた。はっ、何でこんな女性が此処に、いつから入ったのだろう。僕はすごく不思議に思ったのと、今まで美容師をしてきて色々な女性を見てきたけど、彼女以上の美しさはなかったと思う。僕には似合わないけど、こんな女性が彼女だったらいいな。せめて、付き合えなくてもヘアーショーで僕のモデルで出てほしい。ウエディングドレスでセットして注目されたい。なんて色々な夢を妄想していたのは覚えている。

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