aki-第1章-?
翌朝になって目を覚ますと、亮ちゃんはすでに仕事に出ていた。
目を擦りながらリビングのテーブルに目線を向けると、朝食迄用意されていた。
コーヒーメーカーの電源を切り、マグカップにコーヒーを注ぐ。
湯気と香ばしい香りが部屋中に広がった。
朝食の横には、昨日鞄に入れたままにしていたはずの私の携帯電話がきちんと充電までされていた。
チカチカとランプが点滅したのに気付いて携帯を開く。
『受信メール/3件』
1件目。
『送信者:相原真弓
まだ仕事終わりそうもない?
早く終わりそうなら、いつもの居酒屋で飲んでるから来てね〜。』
薄情すぎる同僚からのメールに諦めのため息がもれた。
2件目。
『送信者:亮ちゃん
今日も残業になりそう?
あんまり無理しないようにね。
夕飯は用意しておくから気をつけて帰ってくるんだよ。』
2件目の亮ちゃんからのメールの日付は昨日だった。
3件目。
『送信者:亮ちゃん
昨日はお疲れ様!
今日も残業になりそうなら連絡くださいね。
頑張りすぎないよにな。行ってきます。』
亮ちゃんからのこの一方通行になってしまっているメールで、また私は自分を疑う。
いつからだろう。
すれ違ってると気付いたのは。
私がかわってしまったのだろうか…。
亮ちゃんは何ひとつ文句を言わない。
目を擦りながらリビングのテーブルに目線を向けると、朝食迄用意されていた。
コーヒーメーカーの電源を切り、マグカップにコーヒーを注ぐ。
湯気と香ばしい香りが部屋中に広がった。
朝食の横には、昨日鞄に入れたままにしていたはずの私の携帯電話がきちんと充電までされていた。
チカチカとランプが点滅したのに気付いて携帯を開く。
『受信メール/3件』
1件目。
『送信者:相原真弓
まだ仕事終わりそうもない?
早く終わりそうなら、いつもの居酒屋で飲んでるから来てね〜。』
薄情すぎる同僚からのメールに諦めのため息がもれた。
2件目。
『送信者:亮ちゃん
今日も残業になりそう?
あんまり無理しないようにね。
夕飯は用意しておくから気をつけて帰ってくるんだよ。』
2件目の亮ちゃんからのメールの日付は昨日だった。
3件目。
『送信者:亮ちゃん
昨日はお疲れ様!
今日も残業になりそうなら連絡くださいね。
頑張りすぎないよにな。行ってきます。』
亮ちゃんからのこの一方通行になってしまっているメールで、また私は自分を疑う。
いつからだろう。
すれ違ってると気付いたのは。
私がかわってしまったのだろうか…。
亮ちゃんは何ひとつ文句を言わない。
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