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夢へ招待!

[357]  高橋  2007-12-19投稿
プロローグ
この世は時空が制している。人間、動物、地球までもがそれに完璧にコントロールされている。

お前らはそれを越えようとしすぎた。だから私が変えてやろう。この世を、時空が完璧な存在になる世界へとな。覚悟しておけ人間どもよ!
時空の覇者より
意味が分からん。だいたい何だよ時空の覇者って。絶対的にいたずらかなんかだろう。むしろこんなに可愛い子がこんな訳が分からん手紙を信じるなんて、いや可愛いから信じてしまうのか。と、俺は一人で妄想に浸っていた。しかしここまで素直な少女を無視するなんて俺が成績でトップテン入りするほど無理なことであって。

「で、君は俺にどうしてホシイワケ?」
「・・・・」
沈黙、、、黙ってている姿も可愛いなぁ。とうとうセクハラ妄想までしてしまった自分に失望する
「・・・・」
そろそろ答えてくれないと変な誤解が、俺の意識が現実世界に戻り始めたところで、少女がおもむろに口を開いた。
「あ、あの。」
なんだい?とは言わない
「一緒に寝、」
「ん?」
そして少女はこう言った
「一緒に寝てくれませんか!」
「へっ?」
一瞬意識がブラジルまで飛んだ。
その場の空気はいわゆる「シーン、、、」状態となった。

いったいこんな展開誰が予想出来るだろうか。もしそういうやつがいるとしたら、アニヲタ(アニメオタク)か、かなりの妄想好きぐらいであろう。ちなみに俺はそのどちらでもない。

第一幕‐1へ続く

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