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風のノクチュルヌ

[348]  紫幸 燈子  2007-12-19投稿
私は、いつも…闇の中だった。

瞳の光を失ったから…。
暗くて…孤独しか、感じられなかった…。

凄く恐かったのよ?

そんな時…アナタの奏でる音を聴いたの。

優しくて…風の様な…音色。

一瞬で、恋に墜とされたわ…。

アナタの奏でるピアノの音色は、まるで…風のよう…。

永遠に聴かせていて…

アナタだけの音…。

私が闇の中で迷子にならない様に…。

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