遠距離恋愛?
美容師､しかもカリスマとあってか、彼が芸能人のようにみえた。
眉はきりっと、目はぱっちり澄んだ瞳、真っ白な歯に、透き通るような肌。
服も身だしなみも今時で、誰が見てもうらやむような男性だった。
抹茶オレを飲みだした彼に私は思いきってきいてみた。
「どうして私に声をかけたんですか？」
すると彼は、
『なんとなく。ま、タイプなのかな』
と軽々しく返された。
『で、君名前は？』
突然質問された。
自分から先に言うことに抵抗を感じた私は『美容師さんのお名前は？』
と、質問をかぶせた。
「君、なかなか気が強い子だな。俺が先にきいたのにな」
と笑いながら、彼は自己紹介をしてくれた。
「俺はかず。平和の和って書いてかず。25歳｡雑誌の通りだけど美容師。東京に住んでて今日はショーの手伝いで九州にきたの。五日間で東京に帰る予定だよ。
で、君の名前は？」
また質問に変わった。
『私ははるです。春の四月に生まれたから春らしいんですけど・・。高校二年生です』
思い切って自己紹介した。
「名前もかわいいじゃん。」
ウレシい反面、あまりにも軽々しい彼の返答に私は困惑したが、自然と話がはずんでいた。
そしてあっと言う間に二時間が経っていた。
眉はきりっと、目はぱっちり澄んだ瞳、真っ白な歯に、透き通るような肌。
服も身だしなみも今時で、誰が見てもうらやむような男性だった。
抹茶オレを飲みだした彼に私は思いきってきいてみた。
「どうして私に声をかけたんですか？」
すると彼は、
『なんとなく。ま、タイプなのかな』
と軽々しく返された。
『で、君名前は？』
突然質問された。
自分から先に言うことに抵抗を感じた私は『美容師さんのお名前は？』
と、質問をかぶせた。
「君、なかなか気が強い子だな。俺が先にきいたのにな」
と笑いながら、彼は自己紹介をしてくれた。
「俺はかず。平和の和って書いてかず。25歳｡雑誌の通りだけど美容師。東京に住んでて今日はショーの手伝いで九州にきたの。五日間で東京に帰る予定だよ。
で、君の名前は？」
また質問に変わった。
『私ははるです。春の四月に生まれたから春らしいんですけど・・。高校二年生です』
思い切って自己紹介した。
「名前もかわいいじゃん。」
ウレシい反面、あまりにも軽々しい彼の返答に私は困惑したが、自然と話がはずんでいた。
そしてあっと言う間に二時間が経っていた。
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