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Forever Love

[157]  kazu  2007-12-20投稿
2002年12月25日。
今年もクリスマスの季節がやってきた。
この日が僕の人生で1番大切な日になるとわ知るはずもなかった…。。

僕の名前は美山蘭。僕には付き合って3年になる彼女がいた。彼女の名前は橘花音。小学生の時からの幼なじみだ。でもそんな花音とは悲しい悲しい別れをした。
昨年のクリスマス。花音と一緒に僕の部屋で過ごしていた時、僕の携帯が鳴った。
「もしもし。」会社の上司だった。急な仕事が入った僕は花音に「今日は俺の都合で楽しめなくてごめんな。」と言い部屋を出た。
仕事が終わってから数時間がたった時、僕の携帯が慌ただしく鳴り響いた。それは花音のお母さんからの電話だった。
それは花音が交通事故にあったという知らせだった。僕は慌てて病院へ向かった。
花音はベットに腰をかけていていつもと変わらない様子でいた。
だがいつもと何かが違った。お母さんのところへ行き、事情を聞いたところ、花音は記憶喪失になってしまったらしく今は人とわ話すことができない状態であることが分かった。
このことが原因で花音とは別れてしまい、1年が経った12月25日。
僕は近所の花屋へ出掛けることにしたま。
何かを買う訳でもないのに自然と足が動いてしまった。神の誘いだったのか…
花屋に着き店員に声をかけると、それはどこかで見たことのある顔だった。
花音だ。
花音は僕の家の近所の花屋で働いていたのだ。
僕は下を向きながら、花音に「ミルトニアを下さい。」と言った。
まだ下を向いたまま花を受け取り花音の顔を見ると目から無数の涙が溢れていた。
僕は驚いて「大丈夫ですか?」と言ったが花音は何も言わずに涙を流している。
しばらくして口を開いた花音から思いもよらない言葉が聞こえた。
「ミルトニアを買う人って昔にもいたような気がする。しかもこの声でこの顔でこの優しい目。今、やっと思い出すことができたよ。あなた蘭だよね?」
僕も涙がとまらなかった。
大好きだった花音が僕のことを思い出してくれた。
こんな偶然があっていいのか。
1度記憶を無くした花音がいきなり僕のことを思い出す。
今年、サンタさんはクリスマスに最高のプレゼントをくれた。
それはもう二度と永遠に離れることのない愛。
僕が買ったミルトニアの花言葉は【愛の訪れ】。
僕たちわ新たな愛の訪れを手に入れた。
サンタさん、ありがとう。

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