きのう泣いた君へ…
「ど…どした?」
ゆぅが、不安気に尋ねた。
「あ。うぅん。なんでもない。素直に嬉しかっただけ」
今できる、精一杯の笑顔で私は答えた。
「じゃ…いいんだけど。」
照れくさそうにゆぅも笑う。ほんの少し、沈黙が続いた。
「あ!サキ!肥後がさ、あんたに話あるってよ?」
「肥後君が?」
そぅ。私のクラスメイト。後ろの席の肥後君。
「何て?」
「バイトの話みたいよ?でもなんでサキなんだろね。もしかして、サキに気があるとか〜?藤井がいんのわかってるだろうにね〜」
今日1日で、忘れれるわけもないけど、なるべく聞きたくなかった名前は、案外、あっさりと聞く事となった。あたりまえか…。ゆぅは、なんにも知らないんだもんね…。
「あ…そんなんじゃないよ。実は肥後ってさ、小学校からの幼なじみなんだ。家もすぐ近くだし…。それでだと思うよ」
ゆぅは、半分残念そうな顔をして、
「な〜んだ。」
とつぶやいた。
「明日は来れそう?無理はすんなよ〜。ぢゃっ!」
そう言えば、毎日一緒にいるのに、お互いの家に来るなんて初めてだったから、なんとなく、ぎこちなく、終わったゆぅとの時間。
ゆぅを見送った後、確かに珍しい、肥後君からの伝言がやけに気になった。
気付いたら、
肥後君ちに、電話をかけていた。
ゆぅが、不安気に尋ねた。
「あ。うぅん。なんでもない。素直に嬉しかっただけ」
今できる、精一杯の笑顔で私は答えた。
「じゃ…いいんだけど。」
照れくさそうにゆぅも笑う。ほんの少し、沈黙が続いた。
「あ!サキ!肥後がさ、あんたに話あるってよ?」
「肥後君が?」
そぅ。私のクラスメイト。後ろの席の肥後君。
「何て?」
「バイトの話みたいよ?でもなんでサキなんだろね。もしかして、サキに気があるとか〜?藤井がいんのわかってるだろうにね〜」
今日1日で、忘れれるわけもないけど、なるべく聞きたくなかった名前は、案外、あっさりと聞く事となった。あたりまえか…。ゆぅは、なんにも知らないんだもんね…。
「あ…そんなんじゃないよ。実は肥後ってさ、小学校からの幼なじみなんだ。家もすぐ近くだし…。それでだと思うよ」
ゆぅは、半分残念そうな顔をして、
「な〜んだ。」
とつぶやいた。
「明日は来れそう?無理はすんなよ〜。ぢゃっ!」
そう言えば、毎日一緒にいるのに、お互いの家に来るなんて初めてだったから、なんとなく、ぎこちなく、終わったゆぅとの時間。
ゆぅを見送った後、確かに珍しい、肥後君からの伝言がやけに気になった。
気付いたら、
肥後君ちに、電話をかけていた。
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