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遠距離恋愛?

[194]  にぃる  2007-12-24投稿
『そろそろ帰らなくちゃいけない時間だよね?』
ふと茶店にかけてある時計をみると9時をまわっていた。
「そうですね」
私はこのとき何とも言えない寂しさを感じた。今日会ったばかりなのに・・ましてやカリスマ美容師ともあるものが、田舎の女子高生を本気で相手するわけがない・・
わかっていた。
いや、わかろうとしていた。
でも、わたしはいつの間にか和の世界に入り込んでいた。
お店を出たらもう一生お別れだろう
そう思いながら店を出た。
『もし迷惑じゃなければ明日もここで会えるかな?』
それは私にとっては鶴の一声だった。
私は迷わず
「はい」
と満面の笑みで返事をした。
帰宅後、風呂の中でもう一度今日あった出来事を思い出してみた。
気づいたら私はにやけていた・・。
翌朝、いつもはぎりぎりに起床する私が自ら早起きをし、心なしか、ヘアスタイルを決めることに時間をさいていた。
そう、認めたくないが、これも和を思う気持ちからこうなったのだろう。
恋とはこんなにも人を変えてしまうものなのか・・
こんなにも生活に張りがでるものなのか・・
夕方が待ち遠しかった。

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