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Gratitude Story

[154]  駿  2007-12-24投稿
「ハァ、ハァ、ハァ」
もう何周もこの一本道を走り回ってる。が、今だにこのループを抜けられない。
顔は青冷めてきて、嫌な汗が止まない。
「ハァ、ハァ…くっそ…」
ついにその場でへたれこんだ。どうすりゃいんだ…。
「…人!」
そうだ!さっきから何かおかしいと思ってた事がやっとわかった!
人だ。家を出てから今に至るまで、誰にも会ってない。朝っぱらだし、普段から元々人気のない道だから、人に会わないのはおかしくはない。
が、この時間帯は必ず誰か学校へ登校してる学生がいるはずだ。
なのに学生が全くいない。それどころかひとっこひとりいない。
「そうだ、誰かの家に入れば誰かいるかも…」
取りあえず近くの家のインターホンを押してみた。
「ピンポーン…」
反応がない。何回も押してみるが、やはり反応がない。
いないのかと思い、隣りの家に移るが、何故かここも反応がない…。
まさか。と思い、そこら中の家のインターホンを押しまくった。
が、案の定、全ての家から反応が無かった。
「マジで誰もいねーのかよ!?」たまらず、知らない人の家のドアを無理矢理開けた。
「うっ…わ……」
開けた瞬間目が眩んだ。
目の前に真っ黒な世界が広がっている。どこまでも永遠に漆黒の闇が続いている。
「な、んなんだよ……これ…」その場で尻餅をついた。

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