バスターズ!・第十話「救世主」
「・・・きろ・・」
(う・・・?)
「・・きろ・・」
(ま・・またあの夢か?)「起きろ。」
女の声が聞こえる。頬が痛い。女が龍一の頬をはたいていた。
「いた・・・」
女ははたくのをやめた。右の頬を擦りながら龍一は状況を把握しようとした。そして重要な事を思い出し、急いで辺りを見回す。
「あ、あの化け物は!?」龍一は女に聞いた。
「もう死んだ。」
そう言って怪物がいたところを指差した。
そこには紫色の煙を出しながら収縮する紫色のジェル状の物質があった。「シュウゥゥ」と音を立てている。
「うげ・・・」
気持ちの悪い光景に龍一は吐き気がして、また意識が飛びそうになった。しかし女が胸ぐらを掴んで言った。
「気絶するな。いちいち気絶されたら話が進まん。」なんとか意識を保ちながら、龍一は質問をした。
「あんたがあの化け物をやったのか?」
「そうだ。」
「何者だよ・・・あんた?」
龍一は気絶する前と同じ質問をした。女が答える。
「バスター・・・止められた時の中で戦う、人類の救世主だ。」
(う・・・?)
「・・きろ・・」
(ま・・またあの夢か?)「起きろ。」
女の声が聞こえる。頬が痛い。女が龍一の頬をはたいていた。
「いた・・・」
女ははたくのをやめた。右の頬を擦りながら龍一は状況を把握しようとした。そして重要な事を思い出し、急いで辺りを見回す。
「あ、あの化け物は!?」龍一は女に聞いた。
「もう死んだ。」
そう言って怪物がいたところを指差した。
そこには紫色の煙を出しながら収縮する紫色のジェル状の物質があった。「シュウゥゥ」と音を立てている。
「うげ・・・」
気持ちの悪い光景に龍一は吐き気がして、また意識が飛びそうになった。しかし女が胸ぐらを掴んで言った。
「気絶するな。いちいち気絶されたら話が進まん。」なんとか意識を保ちながら、龍一は質問をした。
「あんたがあの化け物をやったのか?」
「そうだ。」
「何者だよ・・・あんた?」
龍一は気絶する前と同じ質問をした。女が答える。
「バスター・・・止められた時の中で戦う、人類の救世主だ。」
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