冷たい手十三
〜嘘つき?〜
もうやだ・・・。直人が言ったあの言葉はすべて嘘。一緒にいた時に笑った笑顔。泣きそうだった顔。すべてが好きだった・・のに・・・のに何で・・・・。全部嘘だったんだ・・・。その時・・・
♪〜♪♪
受信者は美奈だった
[ヤッホー。なんか元気ないね!どうした?]
[何でもないよー!じゃあね]
パタン
「はぁ・・・」
駄目だ・・気分が出ない・・・。直人は何で嘘をついたんだろ・・?私が泣きたいよ・・。大声出して、馬鹿みたいに泣いてすべてを消したいよ。でも・・泣く気が無い。涙すら出ない。もう私は駄目かな・・?仲がよかったあの時がすごく輝いて見える。何でよ・・・。私にあきたわけ?でもあの愛里って言う女の子初めて見た。あの娘はすごく可愛かった。直人は・・・その娘にとても優しい目をしていた。温かくて、透き通るような色をしてた・・。
「嘘つき」
ポソッと言っていた。
「嫌い。嫌い。大嫌い。私の・・・私の涙返してよ。あの時、嬉しくて・・悲しくて泣いたのに・・。」
本当に思ってた。直人の心を閉ざそうかと・・。いや・・いっそ閉ざそう。何を言ったって・・・言ったって・・・無駄だもの・・・。モカだってかわいそうだよ。きっと悲しいだろうな。その時
♪♪♪〜
着信音がなった。誰だろ?
「はい・・」
『綾・・・?』
「かずた・・・?」
『ん・・・』
「どうしたの?」
『ちょい待ってな。ほら・・と』
?と・・?と??な・・お・・と・・直人??!!
『もしもし・・・』
直人・・・?
「・・・・・・・」
『綾・・・?』
気安く呼ばないで・・。自分だって言っているんだから。呼ぶなって
「ごめんなさい」
『は?』
「今忙しいのでまたかけ直してください。」
ガチャッ
これでいいのかな・・・?いまさらそんなことを言ったってもう駄目だもの。これでいいんだよね。広里君ごめんなさいもう直人なんて言いません。言いたくありません。あなたは嘘をついたのですから・・・。
もうやだ・・・。直人が言ったあの言葉はすべて嘘。一緒にいた時に笑った笑顔。泣きそうだった顔。すべてが好きだった・・のに・・・のに何で・・・・。全部嘘だったんだ・・・。その時・・・
♪〜♪♪
受信者は美奈だった
[ヤッホー。なんか元気ないね!どうした?]
[何でもないよー!じゃあね]
パタン
「はぁ・・・」
駄目だ・・気分が出ない・・・。直人は何で嘘をついたんだろ・・?私が泣きたいよ・・。大声出して、馬鹿みたいに泣いてすべてを消したいよ。でも・・泣く気が無い。涙すら出ない。もう私は駄目かな・・?仲がよかったあの時がすごく輝いて見える。何でよ・・・。私にあきたわけ?でもあの愛里って言う女の子初めて見た。あの娘はすごく可愛かった。直人は・・・その娘にとても優しい目をしていた。温かくて、透き通るような色をしてた・・。
「嘘つき」
ポソッと言っていた。
「嫌い。嫌い。大嫌い。私の・・・私の涙返してよ。あの時、嬉しくて・・悲しくて泣いたのに・・。」
本当に思ってた。直人の心を閉ざそうかと・・。いや・・いっそ閉ざそう。何を言ったって・・・言ったって・・・無駄だもの・・・。モカだってかわいそうだよ。きっと悲しいだろうな。その時
♪♪♪〜
着信音がなった。誰だろ?
「はい・・」
『綾・・・?』
「かずた・・・?」
『ん・・・』
「どうしたの?」
『ちょい待ってな。ほら・・と』
?と・・?と??な・・お・・と・・直人??!!
『もしもし・・・』
直人・・・?
「・・・・・・・」
『綾・・・?』
気安く呼ばないで・・。自分だって言っているんだから。呼ぶなって
「ごめんなさい」
『は?』
「今忙しいのでまたかけ直してください。」
ガチャッ
これでいいのかな・・・?いまさらそんなことを言ったってもう駄目だもの。これでいいんだよね。広里君ごめんなさいもう直人なんて言いません。言いたくありません。あなたは嘘をついたのですから・・・。
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