夢パラ☆?
響きわたるサウンド
ステップ
ターンしてジャンプ!
「はぁ〜踊ったぁ♪」
私は星川 七瀬!踊るの大好きな高校一年生!
放課後にホールを借りて、踊ってる♪日課になっていて、先生たちも見逃してくれる☆
「やっぱ踊りって良い…♪」
踊ることが大好きな私にとって、この時間は宝…
「もう一回踊ろっかな♪」
〜♪〜♪〜♪
再びリズムが響きわたり始めた。
突然…
[誰だっ……!]
「!?」
そこにいたのは、同じクラスの黒崎 仁…
[そこで何をしている…?]
「何って…分かるでしょ?ダンスよ!」
ピクッ…
[ダンス…?]
「そうよ…?」
黒崎は音楽を止めた。
「ちょっと!!」
[ここは、これから俺がピアノのコンクールの練習に使わせてもらうことになった。]
「えぇ?!じゃあ、ダンスの練習できないじゃないっ!!」
黒崎はあくまで冷静だった。
[関係ない。理事長からの命令だ]
…そんな……!
[君もダンスみたいなくだらないものをする前に、もっと教養を身につけたらどうだ…?]
「なによ!あんたに関係ないでしょ!」
[こざかしい…良いからさっさと出ていってくれ。俺には時間がないんだ。]
私は強引にホールを追い出された。
ドアの隙間から、美しいピアノの音色が聞こえてきて、無性に悔しかった。
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