携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> キャッチボール

キャッチボール

[361]  さすらいの小説家  2006-04-05投稿
僕は意外と肩が強く小学校の頃はクラブチームで一番遠くにとんだ。しかしながらこの頃から僕はワンポイントリリーフ専門の投手だった。その代わり投げたイニングはほぼ完璧におさえた。一方玲花は小学校六年になるとその運動神経を遺憾なく発揮し女の子ながら三番でショートを任されていた。試合のときはその活躍をいつも僕はベンチで見ていた。
中学生になると僕は野球部に入り、玲花はバレー部に入った。そして、二人ともクラスも分かれ、会う回数が減っていた。中学でも僕はワンポイントリリーフ。相変わらずだ。でも球の速さは誰にも負けてはいなかった。では、玲花はどうなったかと言うと、バレー部のエースになっていた。地区大会でも活躍をし、私立高校からスカウトが度々来ていたらしい。彼女にとって僕の存在など記憶の片隅に追いやられたように思えた。

感想

感想はありません。

「 さすらいの小説家 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス