冬の道
これから書く話は実話です。一昨年の12月、高校三年で卒業間近の私は車の免許をとるために地元の教習所へ行きはじめた。初日の学科とシュミレーター講習を終えバスに乗り帰ることにした。次の日はじめて車を実際に運転することになった。配車券を事務室でもらい教官の名前をみると中山と書いてあった。中山と言う教官は23歳で顔もカッコイイ教官だ。しかし、厳しいと評判がある人だった。厳しいの嫌だなぁ↓と乗る前から私は落ち込んでいた。実際教習してみるとエンストばかりでボロボロだった。しかも、噂通り中山は厳しくていろいろ言われた。正直かなり凹んだ。落ち込みながらも明日の教習の予約を入れ帰った。次の日、先に学科を受けた。教官は中山だった。話し方がオットリしてて寝そうだった。学科が終わり教習の配車券をもらいに行った。中山じゃなきゃいいなと友達と話ながら配車券をみると私の教官はなんと中山だった。最悪だ。友達にドンマーイと言われ、重い足取りで車へと行った。中山に原簿を渡しさっそく教習が始まった。運転中話かけてきたがいっぱいいっぱいだった。やっぱりエンストするし最悪だった。この日も中山にいろいろ言われた。ため息しかでなかった。本当に中山が嫌いでしかたなかった。
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