携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 雲になりたくて…

雲になりたくて…

[299]  雨津  2006-04-06投稿
とても美しい夢を見た…地上を遥か彼方に離れた高い、高い塔の先端に白いワンピースを来た少女が一人立っている…塔の頂上は人が一人、気をつけの姿勢でやっと立てるくらいの足場しかない…。 ただ、ただ、美しいその光景を僕は眺めていた。胸の鼓動が高鳴る…彼女は今にも落ちてしまいそうだ!!!…止めなくては!!…だけど声が出ない、…美しい…。その時彼女が風に足をすくわれた…「あっ!!!!」…少女はどんどん地上へと落ちていく…「待って!!!」彼女が死んでしまう…僕は泣きながら彼女を受け止めようと、塔に向かって走るが間に合わない…「待って!!嫌だ!!!!」僕の叫びも虚しく、少女は地上に広がる闇へとのまれていった……一瞬、少女が笑ったのが見えた。その顔は…。そこで目が覚めた。ここは…学校の屋上??…その時少年がふと前を見ると、制服姿の女子高生が一人、今にも飛び降りようとしている、…少女は泣いている…「あっ!!」…目の前の光景が夢で見た光景と重なる…「待って!!!嫌だ!!!」…僕は走って…彼女を抱きしめた…!!!…彼女が言った。「何で止めるの!?雲になりたかったのに!…」泣いている…彼女は死にたかったのだ。「毎日毎日いじめられて、苦しくて!!!…うっ…うぅ…」壊れたかのように彼女は泣いた…「僕がそばにいる…。」少年が言った。 澄みわたる青空が広がっていた………end。

感想

感想はありません。

「 雨津 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス