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愛しい人〜第九話〜

[335]  みのる。  2007-12-29投稿
無事に手術も 終わり。 それからも 容態も安定し恐れいた 拒絶反応も嘘の用に出なかった。

夢以外一度も 彼女は、現れる事は、無かった……。
とうとう 退院の朝をむかえる事になった。

診断室に先生に挨拶に行くと 『一樹君 座りなさい』と言われ 椅子に腰かけた。

先生が『よく 頑張ったね。 今日から 一樹君にとって新しい人生の始まりだね。
でも 忘れたら 駄目だよ……。
一樹君は、生かされたんだから 心やさしい 人に 生きたくても 生きれ無い人が 君に自分の為にも頑張って生きてって』と言った。

僕は、『解ってます』と答えると……。

先生が笑みを浮かべながら 机の引き出しから 小さなメモ紙を取りだし 『これは、僕からのお祝いだよ』と渡してきた。

僕は、そのメモ紙を開くと『野田さん ○○市○○の○○』と書いてあった。
『彼女に逢いたいでしょ?』と先生に聞かれ。 コクリとウナズキ 慌てて立ち 先生に深く頭を下げ 診断室を後にした。

僕は、無我夢中だった?? 彼女に逢って何を話そう ……。
病気の事 これからの自分の事 ……。
とにかく 今君に ありがとうって 伝えたかった。
時間が早く感じ 言ってる間に 紙に書いてあった場所に着くと『野田』と言う表札があった。

僕は 一呼吸を入れて インターホーンを鳴らした。
鼓動が高鳴った『ドクドク』と……。

そうすると ドアが開き 彼女が出てきた。
僕は 勝手に門を開け彼女に駆け寄り ギュット抱きしめた。

彼女が『一樹さん 止めて下さい 』と突き放した。
僕は、『ゴメン』と彼女に言った……。

『姉から 色々話しは、聞いてました。
私 双子の妹です』と彼女が言ってきた。

僕は、それを聞き えっとなった 見分けがつかないくらいそっくりだった。
僕は、『あずみ わぁ?』と聞くと……。

妹は、『姉なら 思い出の場所で……待っています』と言った。

僕は その場所が直ぐわかり??

足早に向かった。

二人で初めて 食事した所に。

つづく。

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