夢パラ☆?
(なんで泣いてるの……?)
心の中ですごく疑問に思った。
♪〜♪〜………
心地よかった音色は終盤につかないまま、カミングアウトした。黒崎の手が、急に止まり、涙だけが伝っていた。
「…っっ……」
黒崎は小さく静かに泣いていて…だけどホールの良すぎる音響設備のため、私にまで届いていた…
「……?そこにいるのは誰だ!!」
正気を取り戻した黒崎は私の存在に気がついた…
どうしよう…
一瞬迷ったけど…
「ごめん……」
私は黒崎に正体をあらわした。
「お前は……!」
「私、星川七瀬…勝手に聴いて、ごめんなさい…」
「…どうして君がここにいるんだ?」
「気になったことがあるの…」
正直、言うべきかどうか迷った…。
「…?」
「ダンスのことなんだけど…」
「黙れっ!!!」
彼はホールいっぱいに響く大きな声で、叫んだ。
「っ!!」
彼が感情的になっている姿をはじめて見た。
「すまない…いいか?俺の前でダンスの話は二度とするな…頼むから…」
彼の表情を見ると、真剣そのものだった。私は言葉がでなかった。
「…ごめん…」
唯一振り絞った言葉。私は静かにホールを後にした。
心の中ですごく疑問に思った。
♪〜♪〜………
心地よかった音色は終盤につかないまま、カミングアウトした。黒崎の手が、急に止まり、涙だけが伝っていた。
「…っっ……」
黒崎は小さく静かに泣いていて…だけどホールの良すぎる音響設備のため、私にまで届いていた…
「……?そこにいるのは誰だ!!」
正気を取り戻した黒崎は私の存在に気がついた…
どうしよう…
一瞬迷ったけど…
「ごめん……」
私は黒崎に正体をあらわした。
「お前は……!」
「私、星川七瀬…勝手に聴いて、ごめんなさい…」
「…どうして君がここにいるんだ?」
「気になったことがあるの…」
正直、言うべきかどうか迷った…。
「…?」
「ダンスのことなんだけど…」
「黙れっ!!!」
彼はホールいっぱいに響く大きな声で、叫んだ。
「っ!!」
彼が感情的になっている姿をはじめて見た。
「すまない…いいか?俺の前でダンスの話は二度とするな…頼むから…」
彼の表情を見ると、真剣そのものだった。私は言葉がでなかった。
「…ごめん…」
唯一振り絞った言葉。私は静かにホールを後にした。
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