バスターズ!・第十一話「携帯」
「バスター?それに止められた時って・・・」
龍一はあの異様な光景を思い出した。(時間が止まってたのか・・)冷静に考えればそれしか納得のできる理由はなかった。
「どうして時間が止まってるんだ?」
「知らん。」
龍一の質問に女は速答した。
「知らんって・・・」
「ただ一つだけ言えるのは」
龍一の言葉を遮って女は続けた。
「時が止まる夜、奴らは現れることだ。」
「奴らって、あの化け物のことか?」
「そうだ。我々はあのモンスターが現れる度に戦い、人々を死の危険から守っている。」
龍一は呆気にとられて呆然とした。信じられない事ばかりで頭が混乱している。「おい。」
混乱している龍一に女は呼び掛けた。龍一ははっとして呼び掛けに答えた。
「えっ、あっ、な、なんだ?」
思わず変な返事になる。
「携帯電話は持っているか?」
「ああ、持ってるけど・・・?」
「貸してみろ。」
「・・・なんでだよ?」
「いいから貸せ。」
龍一はポケットから取り出した携帯を渋々手渡した。女は手渡された携帯に何かチップの様なものを埋め込み、龍一に投げ返した。
「俺の携帯に何した!?」龍一の質問をよそに、女はバイクにまたがった。
龍一はあの異様な光景を思い出した。(時間が止まってたのか・・)冷静に考えればそれしか納得のできる理由はなかった。
「どうして時間が止まってるんだ?」
「知らん。」
龍一の質問に女は速答した。
「知らんって・・・」
「ただ一つだけ言えるのは」
龍一の言葉を遮って女は続けた。
「時が止まる夜、奴らは現れることだ。」
「奴らって、あの化け物のことか?」
「そうだ。我々はあのモンスターが現れる度に戦い、人々を死の危険から守っている。」
龍一は呆気にとられて呆然とした。信じられない事ばかりで頭が混乱している。「おい。」
混乱している龍一に女は呼び掛けた。龍一ははっとして呼び掛けに答えた。
「えっ、あっ、な、なんだ?」
思わず変な返事になる。
「携帯電話は持っているか?」
「ああ、持ってるけど・・・?」
「貸してみろ。」
「・・・なんでだよ?」
「いいから貸せ。」
龍一はポケットから取り出した携帯を渋々手渡した。女は手渡された携帯に何かチップの様なものを埋め込み、龍一に投げ返した。
「俺の携帯に何した!?」龍一の質問をよそに、女はバイクにまたがった。
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