携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> キャッチボール

キャッチボール

[319]  さすらいの小説家  2006-04-07投稿
-4-
「おはようございます。」
三年で最初に朝練に来た僕はもっと前に来て掃除をしている後輩に挨拶をされた。
「おぅ、おはよう。今日も暑いな。」
と、返事をした。
「そうですね、もう梅雨明けですかね。」
「いよいよ夏だな。」
僕はすっかり夏の太陽に姿を変えた太陽の日差しを左手で遮りながら空を見上げた。すると、
「おはようございます。」
と掃除をしていた後輩がまた挨拶した。玲花だった。玲花は後輩に
「おはよう、ご苦労さま。」と返事をした。どうやら僕より早く来て仕事をしていたらしい。監督室の掃除だろう。監督室はマネージャーが掃除をするという伝統が何年も続いている。
「では、自分はまだ掃除するところあるんで失礼します。」
と言って後輩は掃除に戻った。
「おはよ。」
「おはようございます。」
「何よ改まっちゃって。」
「いや、朝早くからご苦労だなと思ってな。じゃ俺は失礼するわ。」
そう言って僕が部室に入ろうとしたとき、後ろから声がした。
「おっす、花崎&杉谷。」 宮館だ。僕はあの噂を思い出した。若干この場に居づらくなった。すると、玲花が宮館に話し掛けた。「おはよう、今日も暑いから体には気を付けてね。」
「はーい。わかりました。」

感想

感想はありません。

「 さすらいの小説家 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス