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キャッチボール

[312]  さすらいの小説家  2006-04-07投稿
宮館と話をしていると続々と部員が集まってきた。二人だけだった部室の三年の部屋があっという間に騒がしくなった。
「じゃ、行こーぜ。」
宮館が僕に言った。
「さすがピッチャー陣。」
ショートの山谷が声をかけてきた。僕達ピッチャー陣は練習が始まる前にポール間走を5本やり、その後に柔軟をして体をつくるという野手と違うアップをする。今から僕達はそのメニューをこなしに行くのだ。アップシューズに履きかえ道具を持ってグランドに向かった。現時刻は7時20分これからおよそ九時まで朝練が行われる。今日はロードワークの日だ。ロードワークを終えて戻ってくると野手もアップを終えていた。この時期はもう一軍しか練習をしない。つまり、一応僕は一軍なのだ。僕が汗を拭っていると竜ヶ崎監督が姿を見せた。部員達は一斉に
「おはようございます。」
と挨拶をした。竜ヶ崎監督はこの高校のOBでまだ38歳と若い。しかし、高校時代は投手として甲子園へ出場した。練習中は厳しいが、それ以外のときはとても愉快で笑顔が絶えない。そのため、選手から慕われいい監督として名が通っている。僕は昨日決意したことを監督に伝えようと監督に近づいた。

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